
林家たい平 独演会 「29年目の芝浜」、有楽町朝日ホール行ってきました。
「ぞろぞろ」
落ちはオマケという感じ。
賑やかで繁盛していた若い頃の回想、主役の老夫婦が支え合って商売してきた今までの人生が垣間見えて、
ゆったりした口調、所作に、祖母や祖父を思い出してウルウルしてしまった。
「芝浜」
寒い寒い早朝の風情、夜明け前の一番暗い空が目に見えるよう。
勝五郎は何がきっかけで働かなくなってしまったのかハッキリは示されないけれど、
きっと真面目な性格から来る事情があったのではと思わせる、長く丁寧な独白。
女房からは、ただ勝五郎に働いてほしいだけではない、本来の自分を取り戻してほしい、生き生きと立ち直って欲しいという願いを感じ、
夢だった、夢じゃなかったのやり取りは固唾を飲んで見守りました。
ここまでの、寒く暗い冬の風景と力強い決意の描写があるからこそ、落ちのひとことのなんて深いことか…。
「ぞろぞろ」「芝浜」、どちらも人物の演技分けが素晴らしく、その人物の性格、これまでの人生が口調や所作に乗っていて本当に素晴らしかったです。
また、じんわりと温かい気持ちになれて年の瀬にぴったりでした。











































































